エイズの予防には正しい予防知識を身につけることが大切!!
現在、エイズを予防するための予防ワクチンの開発が進められていることをご存知でしょうか。このワクチンは、その他の予防ワクチンと同様に、何度か接種することによって、体内にHIVウィルスへの抗体を作り、感染そのものを予防する目的で開発されているものです。動物実験の段階では、WHOからのその効果を評価されているワクチンですので、今後のエイズ予防にとっては希望の光ともいえるものだと思います。
ただし、このワクチンは現在まだ開発中で、人間が接種できる段階にたどり着くにはもう少し時間がかかりそうなのです。
ワクチンが開発され、エイズ予防がワクチンで行える時代が来ることを私も願っていますが、まだそれが実現していない以上、私たちはエイズに対する正しい知識と予防知識をニ見つけ、自分で自分の体を守ることが大切です。
では、正しくエイズを予防するためには、どうしたらいいのでしょうか。
まず、気をつけなくてはならないのが注射針などの使い回しについてです。日本においては、注射針などの使いまわしについての意識は非常に高く、医療機関などで治療を受ける限り注射針が使いまわされているのではないかという心配は必要ないといっていいでしょう。ただ、問題なのは麻薬などのドラック常用者の間では注射器の使い回しが行われていることがあり、これがHIVや肝炎などの感染の原因になっていることがあります。麻薬は、そうでなくてもあなたの人生を破壊するものです。これらの危険な要素に手を出さないことはエイズ予防の観点でも非常に大切なことです。
そして、何よりも一番気を付けなくてはならないのが、やはり性交渉についてです。海外でも日本国内でも、性交渉によってHIVウィルスに感染した人の数は他の原因に比べて圧倒的に多いのです。
諸外国では、性交渉とエイズの関係についての性教育が進んでいることもあり、主な先進国では新規のHIV感染者は横ばい、または減少傾向になっています。しかし、日本では今もHIVの感染者が増え続けているのは、米国やヨーロッパでエイズの予防教育が徹底しているのに対し、日本では性の話題がタブーとされるあまり、予防性教育が圧倒的に不十分なためだと考えられます。
一番大切なことは、性交渉の際にはコンドームを使用するということです。避妊という意味でもそうですが、コンドームは避妊のためだけにあるものではありません。様々な病気から自分を守るためにも、性行為の最初から最後まで正しくコンドームを使用することが大切です。
よく知らない人との性行為や売買春は、絶対にしないこと。特に海外での売買春は大変危険です。
また、安全なセックスについてパートナーと話し合うことも大切です。妊娠を望み、コンドームを使用せずにセックスをするならばお互いに検査を受けるくらいの慎重さが必要なのです。HIVは感染しても無症状期が、数年から10年以上と長いため、まさか自分がと思っていても、性交渉の経験がある以上、知らず知らずのうちに誰がどこで感染していてもおかしくない病気なのです。よくHIVは感染力の低いウィスルという言われ方をすることもありますが、たった一度のセックスでも感染することはあります。
恋愛や結婚、パートナーの形は様々ですが、いずれにしても、検査をしてパートナーがHIVに感染していないと分かっている場合を除けば、性交渉の際には必ずコンドームを使用するべきです。
正しくコンドームを使用することが、現時点での一番のエイズ予防方法なのです。


